孤独死物件として扱う場合の買取の減額率は？
孤独死物件は原因が自殺でない限り、すぐに発見されれば事故物件として扱う必要がありません。
ただしそれ以外の場合は、全て該当と考えておいた方が良いでしょう。
この場合、心理的瑕疵の不動産物件として扱われることとなり、買取価格は低くなっていまいます。
清掃やリフォームなどによって見た目はきれいになっても告知する義務は発生するので、隠すことは不可能です。
孤独死物件となった場合、買取の減額率は大体3割と考えた方が良いでしょう。
これが妥当かどうかは、イメージと不動産価値の比較によって決まります。
そもそもの不動産価値が低ければ、どれだけ事故物件のイメージを払拭しても、それでも欲しいという顧客があまり多くありません。
リフォームなどで付加価値を見出すことができれば、減額率を少しでも少なくすることが期待できます。
これはきれいになることが当たり前という考え方なので、臭いが残ることなど問題が残ってしまうようなら、更地にして土地にした方が安心です。
孤独死物件を賃貸に出すために必要なこととは
孤独死物件を抱えてしまった大家は、この先この物件をどのようにすればいいのだろう。
誰も賃貸する人がいなければ、収入が減ってしまうと頭を抱えてしまうことでしょう。
そのような孤独死物件を抱えた場合、賃貸に出すことを考えた時に、必要な準備について検討していきましょう。
孤独死物件というのは、嫌なイメージを持ちがちですが、それを払拭できるくらい部屋のリフォームをしておくことが重要です。
もちろんそれ以前には、室内の掃除を念入りに行うことが重要ですね。
臭い、シミというのは、誰もが気にすることなので、それが残らないように掃除を丁寧に行う必要があるので、業者に依頼をするとよいでしょう。
そしてリフォームをするのです。
明るいイメージ、そしてもし可能なら、最低限の家具を備え付けておくと借り手にはうれしいサービスの一つになります。
孤独死物件を抱えてしまったとき、その事実は帰ることはできません。
しかし、そのイメージを感じさせないくらいのリフォームを心掛けるとよいのです。